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本編
私はアスカ。
今年29歳の既婚会社員だ。
同い年の夫サクヤと、
小学2年生の娘シホの3人家族。
シホが未就学児だった時は、
何かとバタバタしたけれど、
7歳ともなればかなり
落ち着いてきた。
娘は毎日、夕食時には
学校であった事を話してくれる。
アスカ「シホ、
今日はどうだった?」
シホ「楽しかったよ。
休み時間には、お友達と
鬼ごっこで遊んだの。
いっぱい走ったよ」
アスカ「元気いっぱいね」
シホ「うん。でもね、
ショウくんが鬼の時は怖かった」
シホは、それまでは
にこにこしていたのだけど、
ショウくんの話題になった
とたん、表情をくもらせた。
その理由は察しが付く。
ショウくんという、
幼稚園時代からの
クラスメートが、
実は問題児だった。
アスカ「ショウくんは
何をしたの?」
シホ「あのね。鬼が逃げる子を
追いかけるでしょ?その時、
大きな声で、バカとか、
止まれとか、怒るの」
アスカ「鬼ごっこなのに、
止まれ?」
シホ「うん。そしてね、
タッチする時も怖いの。
ばーんって音がするくらい、
強くたたくの。転んで
泣いちゃった子もいたよ」