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【スカッとする話】ブランド自慢がウザい幼稚園のDQNママ友【第5話】

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本編

アスカ(何を言ってるのよ、見本市)

 

つい、心の中で

毒を吐いてしまう私。

だってこう言っては何だけど、

目のやり場に困るのだ。

単品なら素敵に違いない

ブランド品が、あれもこれもと

彼女の全身で渋滞している。

よりにもよって、

主張が強いものばっかり

選んでるから、

くらくらしてくる。

もう、早く解放して

くれないかな。

 

そう思っていたら、

救いの声が聞こえた。

門の付近がざわついて、

子供たちのにぎやかな

話声が近づいてくる。

 

ミコ「ママー!」

 

アスカ「お帰り、ミコ」

 

ああよかった。

我が子ながら天使だわ。

救いの天使。

私はしゃがんで、

駆け寄ってくるミコを

抱きとめた。

 

ミコ「幼稚園楽しかったー!

あのね、工作したんだよ」

 

アスカ「良かったね、

おうちでお話しようね。

じゃ、お先に」

 

娘の手を引き、すたこらさっさ。

仲良しママ友とはもう少し

話したかったけれど、

ブランドの塊みたいな

ママ友とはさよならしたい。