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本編
ナミコ「どこで買ったの?
なんか、CMで見たデザインに
似てるけど」
アスカ「ああ、最近テレビで
やってましたね」
ナミコ「そうよね。
どこかで見た気がしたわ。
アスカさんは、コーディネートも
テレビ任せなのねえ。
CMの真似なんかして、
センスに自信が無いの?」
にやにやしながら、
私の服選びにけちを
つけてくるナミコだった。
いやー、見本市状態の
コーディネートしている人に
言われたくないわ。
むっときたけど、
空気が悪くなりそうなので、
ここは我慢だ。
アスカ「テレビやお店で
紹介されている着こなしは、
外れが無いですよ。
万人受けする恰好が、
一番無難ですし」
ナミコ「万人受けねえ。
そういうの、何ていうか
知ってる?
貧乏くさいっていうのよ」
ナミコは鼻でせせら笑った。
これが、私が彼女を
苦手に思う理由の一つだ。
他人を見下さずには
いられないという、悪い癖だ。
私がうんざりしているのを、
気づいているのか
いないのか得意げに
ナミコ「身だしなみはしっかり
整えて、ブランドを着こなす事。
そのくらいは女性のたしなみ
として、身につけて
おきたい教養よねえ」
さらに言いつのるナミコだった。
本気でうざいと思った。