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本編

年齢は40歳手前くらいだった

はずだが、課長クラスとしては

若いというか、確か最年少。

さすがに20代は無理があるが、

30代前半くらいなら

世間で通りそうだ。

人当たりもいい、明るくて、

部下の軽口も笑って

受け流す器もある。

そう考えていると、だんだん

自分に自信が無くなってきた。

何だか、男としての格の違いを

見せつけられている、

そんな気がする。

さぞ、モテるんだろう。

 

スカ太郎「なぁ。

コバ課長って、

女性社員に人気ある?」

 

はっと我に返った時は

もう遅かった。

俺は、隣の同期に意味不明な

質問をしていた。

へ?という変な声が返って来た。

 

同期「何言ってるんだ?

知らねえよ。そもそも、

課長は既婚者だろう」

 

スカ太郎「ああ、

そうだったっけ」

 

俺の頭の中で、

どんな考えが渦巻いていたか、

何も知らない同期にすれば、

そりゃぽかんとするに違いない。

自分の事だがあほらしいと、

内心であきれる。

妙なコンプレックスはわきに

置いて、仕事に打ち込もう。

 

別れのショックと、コバ課長と

自分の違いで勝手に傷ついて、

俺はへろへろになっていた。

何とか仕事の方だけは

うまくやったと思うが、

その分、精神的に疲れた。