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【第5話】893「俺達○○組だぞ!」→俺の職業も893だと伝えると…

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【第4話】893「俺達○○組だぞ!」→俺の職業も893だと伝えると…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 正直、俺も理事長もそんなに ヒマじゃないんだけどさ… ヤクザの世界は、上の者の命令は 絶対だからwま、親父は親父で、 俺らを休ませるつもりで 呼び出してるんだろうけどね。 野菜の生育...

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【第1話】893「俺達○○組だぞ!」→俺の職業も893だと伝えると…
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本編

俺は若干ムッとしながらも、

ぶつからないよう注意して

運転を続けてたんだけど、

派手な車はしつこく煽り運転を続け、

一向に先に行こうとしない。

 

(しつけぇな!ドライブレコーダーが

有る時代に、こんな事して

何の得があんだ?)

 

そんな事を考えていると、

派手な車がまた急ブレーキを踏んだ。

俺は慌ててブレーキを踏んだものの、

バンパーがコツンと、かすかな音を

立てたようだった。

 

すると(待ってました!)と

ばかりに、派手な車の中から、

派手な柄シャツを着た若い男が、

大声で怒鳴りながら

飛び出してきたんだ。

 

柄シャツ「おいオマエ!!

今ぶつけただろコラ!!

大事な車に傷がついちまったじゃ

ねぇかよ!!!」

 

柄シャツは、根元の黒い銀髪に、細く

剃りあげた眉、耳はピアスまみれで、

いかにもチンピラという風情だった。

手足を振り回しながら叫び続ける

柄シャツの姿を眺めながら、

俺は深い溜息をつき、

 

親父と理事長に「すみません、

ちょっと見てきますわ」と声をかけ、

スマホの動画ボタンを押してから、

被害状況を確認するため車を降りた。

 

掴みかかりそうな勢いで

体を押し付けてくる柄シャツを

無視し、車の前に回ると、

俺はライトに照らされた車体を、

撮影しながら確認を始めた。

 

何度も角度を変えて見てみたが、

俺の車にも相手の車にも、

特に傷はついていないようだった。

 

(良かった〜…バンパーの

修理だけでも面倒だもんな…)

 

柄シャツ「おい!無視こいてんじゃ

ねぇぞコラ!!どう落とし前

つけるんだって聞いてんだよ!!!」

 

ジン「どうもこうも…

傷なんてついてないし、

そもそも、煽り運転してきたのは、

お前の方だろ?」