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【スカッとする話】真夏に赤ちゃんを車内に放置するDQNママ友【第2話】
前回の内容はこちら▼ 本編 最初は、ちょっと気が強い お姉さんキャラかな、 くらいに思っていたのだけど。 ダメヨ「ねえ、アスカ。 悪いんだけどさぁ」 全然悪く思っている雰囲気が 感じられない口調で、 何かと頼みごとを してくることが増えた。...
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【スカッとする話】真夏に赤ちゃんを車内に放置するDQNママ友【第1話】
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本編
アスカ「ごめんね、
ちょっと無理っぽい。
私も、このお腹でしょ?
さすがに運転できなく
なってきてるの。
それに、自分以外の妊婦さんを
同乗させるのも怖いし」
恐る恐る拒否してみた。
そうすると、ダメヨは
大笑いして、拒否を
さらに拒否するのだ。
ダメヨ「大丈夫だってぇー。
アスカ、気にし過ぎ。
運転うまいじゃん。
それにアスカ、運転好きだって
言ってたでしょー?
別に、100キロ先の
病院に行くわけじゃ
ないんだから。
心配性すぎるのも、
体に良くないよぉ」
こんな調子で、
押し切られる事が多かった。
さすがに臨月を迎え、病院から
自家用車での通院は禁止と
言い渡されたら、
しぶしぶながら諦めたけれど。
しかし、出産後は
また、検診とかいろいろな
理由をつけて、車を出してと
言ってくるようになった。
きっぱり断わらなかった
私も悪かったと、後から思った。
ダメヨは、明らかに
調子に乗り始めていた。
子供がどんどん成長して、
児童会館やショッピングモールの
遊び場、広めの公園と、
行動範囲が広がり始めると、
今度は見守りも押し付けられる
ようになった。