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本編

ごく普通の営業マンで、残業は

月平均3時間から5時間くらい。

まぁ、頑張れば帰宅後に食事の

支度くらいは出来るだろう。

そう思ってやり始めた。

すると、ハナコは特に喜んだ様子

は無かったが、嫌がる風でも

なく、俺が用意した食事を

黙々と食べるようになった。

 

スカ太郎「どうだ?今日の肉、

柔らかくできただろう?」

 

感想が聞きたくて

話を振ってみると、ハナコは

 

ハナコ「いいんじゃない?」

 

ぼそっと一言だけ。

何とも張り合いがない。

文句を言われないだけマシか?

とりあえず、面倒くさく

なければいいらしく、

食べ終えた後の食器の片付けも、

しれっと俺の仕事にした。

 

ハナコ「出来る方が

やればいいじゃん」

 

というのが、

彼女の言い分だった。

それじゃおまえは

何が出来るんだよ?

とても疑問だったが、

言えば喧嘩が目に見えて

いるので、俺は口をつぐんだ。

 

こんな具合で、ハナコは

結婚生活を謳歌しているらしい。

俺も、惚れた弱みというか、

好きになった方の負けというか。

振り回される、わがままを

言い放題にされる、

そんな日々でも

あいつを嫌いになれなかった。