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【第17話】夫が寝言で衝撃の一言を発し、私は姿を消した…

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【第16話】夫が寝言で衝撃の一言を発し、私は姿を消した…
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【第1話】夫が寝言で衝撃の一言を発し、私は姿を消した…
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本編

そこで私はふと、母がこの場に

来たがった理由である

『私とヒナにも関係する事』

を思い出した。

 

スカコ「あの…お義母さん、仰ってた

『私とヒナにも関係する事』

っていうのは…??」

 

義母「あっ!そうそう!!

ユウスケ、アカネさん、

あなた達は本日付で解雇です!」

 

義母はウッカリ忘れるところだったわ

という軽い感じで、解雇を通告した。

 

ユウスケ「う、嘘だろ、おふくろ!?

俺…次期社長なのに……」

 

アカネ「社長、困ります!!

解雇なんて…私…どうしたら…」

 

情けなくすがる2人に対し、

義母は取りつく島が無かった。

 

義母「あなた達のような非常識な

人間は、我が社には不要です!!」

 

ユウスケ「冗談だろ??

跡継ぎをクビにして、

会社は誰が引き継ぐんだよ!!」

 

義母「うちには優秀な社員が大勢

いるんだから、心配ご無用よ!!」

 

ユウスケ「そ…そんなぁ〜……」

 

ユウスケは膝から崩れ落ち、

アカネも放心状態だった。

 

義母「あとね、ユウスケは

遺産相続から排除するから。

私の遺産は、全部ヒナに

譲ります!!」

 

ユウスケ「えっ……!?!?」

 

ずっと義実家頼みで生きてきた

ユウスケにとって、

それは死刑宣告とも言えるような

厳しい決定だった。