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【第9話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」

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【第8話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」
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【第1話】幼稚園の先生から突然電話「迎えにきてもらえないと困ります!」→私「もういますけど?」先生「え?」
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本編

私の出した助け舟に、

園長先生は飛び乗って来た。

これは相当、困っていたのだろう。

 

園長「ただでさえご迷惑をおかけして

いるのに、申し訳ございません。

ご協力して頂ければ助かります!」

 

アスカ「とりあえず電話して

みますから、結果をお待ちください」

 

我ながらお人よしだとは

思ったけれど、まぁそんなに

優しいわけでもない。

申し出たのは、文句を言って

やりたい気分があったからだ。

何を勘違いしたのか知らないけれど、

勝手に人の名前を使って、

子供を放り出して、

どこをほっつき歩いてるのよ!

なんてね、ぜひ言いたい気分。

 

よく分からないうちに、

なぜか幼稚園トラブルに

巻き込まれてしまった。

率直に言って面倒なんだけど、

これは放置してはいけないと

思うんだ。

私から直接スズミに釘を刺さないと、

変に味をしめたら何度でも

繰り返す気がしてならない。

 

スマホの電話帳を確認してみたら、

思った通り、スズミの連絡先が

あった。一回も使った事が無い。

嘘番号だったりして……

いや、さすがにそれは無いか。

 

ママと一緒に、いつも通り

幼児番組を堪能したかっただろう

息子は、ばたばた慌ただしい私を

寂しそうに見ていた。

うう、胸が痛い。