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【第3話】夫が寝言で衝撃の一言を発し、私は姿を消した…

前回の内容はこちら▼

【第2話】夫が寝言で衝撃の一言を発し、私は姿を消した…
こちらもおすすめ▼ 前回の内容はこちら▼ 本編 電気を点けると、テーブルの上には、 お酒の空き缶がいくつも 転がったままになっており、 ユウスケは、すっかり酔っ払って しまったようで、 ソファーに寝そべったまま、 グッスリと眠り込んでいた。...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】夫が寝言で衝撃の一言を発し、私は姿を消した…
こちらもおすすめ▼ 本編 私は、寝言がきっかけで離婚した… 信じられないかもしれないが、 本当の話だ。 たかが寝言…されど寝言… 他愛もない寝言で、 人生が一変してしまう事だって あるのだ…… 私の名前はスカコ。38歳、 専業主婦。 小学2...

本編

つい先日、看護師に復帰する相談を

しようとした時も、そうだった。

 

スカコ「ヒナも1人でお留守番

出来るようになってきたし、

そろそろ仕事に復帰しようかなって

考えてるんだけど…

ユウスケはどう思う?」

 

ユウスケ「そうなんだ…」

 

スマホから目を離さず、

完全に上の空のユウスケ。

 

スカコ「そうなんだ…って…

ちょっとユウスケ!聞いてる?!」

 

ユウスケ「へっ?あっ、

ごめん…なんだっけ?」

 

慌ててそう聞き返しながら、

ユウスケはようやく私の顔を見た。

 

(この会話…かれこれ

もう3回も繰り返してるのに…)

 

これまでに無かったユウスケの

様子に、私は戸惑っていた。

 

(仕事のことかしら…

何か困ってるなら

相談して欲しいけど…

正直、私にユウスケの仕事のことは

全く分からないし…

こちらから聞きにくいわ…)

 

私は上手く尋ねる事も出来ず、

気を揉んだまま様子を

見ていたのだが…

 

(ずっとスマホに気を

取られてたのって…もしかして、

仕事のせいじゃなくて、

浮気のせいだったの…??)

 

翌朝、私は問い質したい気持ちを

抑え、何事も無かったように

ユウスケに接し、職場へと

送り出した。

そして迷った末に、電話で

カオリに相談してみることにした。

 

スカコ「〜〜〜って寝言なんだけど…

どう思う?」

 

カオリ「う〜ん…寝言か…

判断が難しいね…ただの願望で

夢を見るってこともあるだろうし…」

 

スカコ「そうだよね!

……でもなんか……

妙にリアルだったんだよね〜……」

 

カオリ「気になるなら、

一度調べてみるのはどう?

私の弟が興信所で働いてるんだけど…

相談してみる?」