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【第20話】新婚旅行より○○を優先する汚嫁「忘れてた!一人で行って!」→俺は二度と旅行から帰らなかった結果…

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【第19話】新婚旅行より○○を優先する汚嫁「忘れてた!一人で行って!」→俺は二度と旅行から帰らなかった結果…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 嫁父「リコ!おまえ、 何てことをしでかしたんだ! 幼馴染だか、昔の彼氏だか 知らないが、スカオ君という 立派な夫がありながら、 浮気で海外旅行だと!? 新婚旅行に行くというから、 喜...

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本編

嫁父「どこまで世間知らずなんだ

おまえという娘は!慰謝料は、

離婚原因を作った方が払うんだ!

男も女も無い、おまえの責任

なんだから、おまえが払うに

決まってるだろうがぁ!」

 

うろたえるリコに、

ショウヤが追い打ちをかけた。

 

ショウヤ「何だよ、

あの一軒家に住めないのかよ?

じゃ、おまえとはこれで終わりだな」

 

リコ「え?なんで!?」

 

ショウヤ「だって、俺はあの立地が

いい土地と新築が欲しかったんだ。

それが無いリコになんか、

何の魅力もない」

 

リコ「はぁぁ!?

私の初恋の人じゃん、ショウヤ!」

 

ショウヤ「知らねえよ!

別に、初恋の人にしてくれって

頼んでないだろ、俺」

 

たいへん醜い言い争いを経て、

弁護士の出番になった。

俺名義の家は、嫁父に買い取って

もらい、名義変更。土地も結局、

リコは手放す事になった。

 

そして、有責者二名から俺へ慰謝料。

宝くじの二等レベルに

当たったような、まとまった金が

懐に入って来たのだった。

結局、リコは俺と離婚したものの、

ショウヤに振られて実家も出禁。

ショウヤもがっつり慰謝料を

取られて、借金を背負った。

 

二人とも、お先真っ暗という顔で、

とぼとぼと立ち去って行った。

離婚のダメージはあったが、

泣き寝入りはせずに済んだ。

俺は、また改めて海外旅行を

計画しようと思っている。

行先か?そうだな、

今でも仲がいい両親にあやかって、

香港あたりでにも。

 

おわり