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本編

アスカ「えっ、

お義姉さんが来るの!?」

 

夫コウイチからその旨を伝えられた

私は、彼に申し訳ないと思いつつ、

不快感を抱いてしまった。

彼とは3歳違いの義姉マスミには、

昔から苦手意識がある。

というのも、

結婚前に顔合わせをした時

 

マスミ「アスカさんって、

子供産めないんですって?

まぁ、コウイチとはお似合いよねえ」

 

などど、超失礼かつ超余計な

一言を言い放ってくれたから。

私とコウイチは、それぞれの

理由で子供が授かれない体。

もちろんお互い承知の上で

結婚を決めた。

彼はその事を、かなり悩んでいた。

今でこそ気持ちを切り替えて

 

コウイチ「アスカ。俺が

プロポーズした時の事を覚えてる?」

 

アスカ「覚えてるわよ、

むしろ一生忘れない」

 

コウイチ「子供が授かれないのは

残念だけど、その代わりというか、

店をやろう。

カフェを開いて、アスカと二人、

店を成長させていきたいって。

俺、言ったよね?」

 

アスカ「言ったわね。

私は、あなたとカフェオープンする

のを目指して、ずっと働いて来たの。

ついに、決心したのね?」

 

コウイチ「待たせたね。

やっと準備が整った。

力を貸して欲しい」

 

夫婦念願のカフェ経営に乗り出し、

幸いにも順調に来ている。

店は我が子も同然という

愛情を注いできた。

 

ただ、結婚が決まった当時は、

まだ夢の段階で、実現には

至っておらず、コウイチにとっては

子供を諦める事をめぐって、

悩ましい日々だったのだ。