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【第13話】夫「睡眠は3時間までだ!」→お望みどおりにした結果w

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本編

医師らしい年配男性が

 

医師「目が覚めましたか?

ご気分は?」

 

私に聞いて来た。

何が何だか、よく分からない。

とりあえず気分は悪くない。

もっと言えば、寝不足が解消された

かのように、すっきりしている。

私がそういうと、

医師が怒ったような顔になった。

 

医師「睡眠3時間ですって?

なんでそんな無茶をしたんですか。

医学的には、平均して7時間が

理想なんですよ、

20代女性の場合は」

 

怒ったようなじゃなくて、怒られた。

医師の言葉に続いて、両親からも

叱られた。そして母には泣かれた。

みんな、たぶんリオから

話を聞いたのだろう。

 

私は、リオにヨシオの態度が悪いと

言う事を相談し、寝るなと言われた

から本当に寝ないとも宣言していた。

彼女からは止められたけれど、

どうしても気が収まらなかったから。

医師は、私が夫からの強要で

こうなったと話すと、

それはD●だと言った。

 

医師「精神的なD●ですよ。

診断書を書きましょうか?」

 

スカコ「はい、そうしてください」

 

診断書をとって、離婚しよう。

私はこの瞬間、

決心を固めたのだった。

ヨシオとの協議は、

ちっとも進まなかった。

あんなにひどい態度をとっていた

くせに、いざ別れるとなると、

なぜか抵抗してきたのだ。

 

ヨシオ「だいたい俺は、

睡眠3時間を強要していない。

妻が嘘をついている」

 

彼はそう主張した。