※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第12話】天才の姉だけ溺愛する両親→発達障害の私は犬小屋に放置され…

前回の内容はこちら▼

【第11話】天才の姉だけ溺愛する両親→発達障害の私は犬小屋に放置され…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 コワモテ「おっと、そんなに ガツガツ食べたら喉に 詰まっちまうぞ(笑) まだあるから落ち着いて食べな」 スカミ「はい、ありがとう ございます。」 おにぎりとお味噌汁、 コップに2杯の...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】天才の姉だけ溺愛する両親→発達障害の私は犬小屋に放置され…
こちらもおすすめ▼ 本編 私とマヤの、何がどう違うのだろう。 自分の居場所として指定された 犬小屋にうずくまりながら、 私はずっと考え続けている。 2歳違いの姉マヤは、 両親からの愛をたっぷり浴びて、 幸せそうに暮らしている。 その一方で私...

本編

コワモテ「おっ、話が早いな」

 

コワモテさんはにこっと笑った。

顔はごついけど、笑った時は

とても優しく、怖くなくなる。

こうして、私は任侠の世界に

生きる人達に助けられた。

家族が東京から帰るまで、

夢のような時間だった。

 

コワモテさんと仲間達は、

私を一人前の人間として

扱ってくれて、しかも…

自分でも知らなかった

可能性まで発見してくれたのだった。

このままずっと、ここで暮らすんだ。

そう信じていた私に、コワモテさんは

 

コワモテ「一回は家に帰れよ。

着替えとか、必要な物があるだろ?」

 

スカミ「無いよ。だって私、

ずっと犬小屋で暮らしてたもん」

 

コワモテ「それは聞いた。

いろいろ、信じられねえ

状況だったのも知ってる。」

 

コワモテ「でもな、

それでも一回は帰らないといけない。

心配するな、悪いようにはしねえ。

俺達は仲間だ」

 

一度は帰宅するように言った。

怖かったし、嫌だった。

でも、コワモテさんは

私を励ましてくれて、

仲間だと何度も言ってくれた。

確かに、何もないとは言ったけれど、

学校の道具くらいは

必要かもしれない。

そう考え直した私は、

新しくできた仲間を信じて、

どきどきしながら家に向かった。