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【スカッとする話】クレクレママ「その薬ちょうだい!」→断ると、逆恨みで包丁を持って凸して来て…【第27話】

前回の話はこちら▼

【スカッとする話】クレクレママ「その薬ちょうだい!」→断ると、逆恨みで包丁を持って凸して来て…【第26話】
前回の話はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ケンタ「いや、処方された薬を 譲り渡すのは犯罪ですから、 間違っているのはクレハさんです。 生後6ヶ月の赤ん坊を殴るのも、 夜中に他人の家に押しかけるのも、 悪いのはクレハさんです。 ...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】クレクレママ「その薬ちょうだい!」→断ると、逆恨みで包丁を持って凸して来て…【第1話】
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本編

ケンタ「心から謝る気が無いのなら、

もうお引き取り下さい!

私も妻も、クレハさんのせいで

昨夜はろくに眠れなかったんです」

 

私は何度も大きく頷いた。

 

(ケンタ、ほんとその通り!ヒデキ、

謝らないんならもう帰って!)

 

ヒデキ「だーかーらー!最初に

ちゃんと謝ったじゃないの!

こっちも頭下げたんだからさ〜、

そっちも妥協して、クレハが早く

釈放されるよう協力します!

とか言えないの〜?わざとらしく

被害者ヅラしちゃってさぁ〜」

 

ケンタ「…………」

 

(ダメだこりゃ。クレハと同じで

話が全然通じない。そりゃそうか。

この人が親玉だもんね…)

 

ケンタ「もうこれ以上あなたと

お話しても平行線ですね。

クレハさんのご主人と話し合いを

させて頂けませんかね?」

 

ヒデキ「あ〜。あの男はもう

おりませんよ〜。昨夜私が

追い出しましたので。

あの男はクレハの事を何も

理解してないの。だからクレハを

幸せに出来るはずがないの。

そんな男はこちらから

願い下げですから!離婚させる事に

しました。娘も同意しております。

だから、あの男はもうウチとは関係の

無い人間なんですよ〜。本当に…

肝心な時に役に立たない!」」

 

(あぁ…。だからタガが外れて、

クレハが夜中に暴走しちゃったのか)

 

私は妙に納得してしまった。

 

ケンタ「そうですか。旦那さんと

なら、話し合いや交渉が出来るかと

思ったのですが、旦那さんが

いらっしゃらないなら、

こちらとしてはもうお宅と

関わり合いになりたくありません。

今後は弁護士を通して、

治療費や自転車の弁償等の賠償金の

ご連絡をさせて頂きます。

娘さんの事は全て警察に

お任せします。

どうぞもうお引き取り下さい」

 

ヒデキ「はぁ〜。君達には常識が

通じないようだね〜。そっちが

そういう態度ならもういいですよ!」

 

ヒデキは憤慨しながら帰って行った。

ケンタも私も理解不能の毒気に

当てられて、しばらく呆然として

しまったのだった。