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【スカッとする話】彼「お前、重いわ…」→結婚直前で彼氏に捨てられた私は公園で…【第15話】

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【スカッとする話】彼「お前、重いわ…」→結婚直前で彼氏に捨てられた私は公園で…【第14話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 カズヤ「スカミなら、俺がどれだけ 誠実か、証言してくれるはず!! どうか、ここにスカミを 呼んで下さい!! スカミー!!居るんだろ、 スカミーーー!!!」 カズヤの声はフロア中に丸聞...

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【スカッとする話】彼「お前、重いわ…」→結婚直前で彼氏に捨てられた私は公園で…【第1話】
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本編

カズヤ「い、いや…。

彼女とはそう言うんじゃ…。

浮気とかじゃないですよ!!

これまでも、これからも、

俺はスカミ一筋です!!」

 

課長「嘘をつくんじゃない!!私は

この目で証拠の写真を見てるんだ!!

君が白を切るつもりなら、ここに

写真を持って来ても構わないが?」

 

カズヤ「えっ…?しゃ、写真…?

いや…。あの…。そ、それは…」

 

課長「今の言動に、キミの人間性が

よ〜く現れているよ!

証拠が無いと思って平気で

嘘をつくような人間のことを、

どう信じろと言うんだ?

お父上とは長い付き合いだったが、

キミがこのまま会社に居座ると

言うのなら、もうお会いすることも

ないだろう!!」

 

カズヤ「そ、そんな…。

もう一度だけチャンスを下さい!!

スカミともやり直しますから!!

どうかスカミを呼んで下さい!!」

 

カズヤはしつこく食い下がり、

私を呼べと繰り返していたが、両脇を

押さえられて連れ出されて行った。

毎日毎日騒ぎ立てて、

迷惑をかけるカズヤ。

カズヤも必死なのだろうが、

平気で嘘までつくのを聞いて、

同情する気にはなれなかった。

私のせいではないと分かっているが、

会社に迷惑をかけ続けるのが、

どうしても申し訳なく思えて、

席に戻って来た課長に聞いてみた。

 

スカミ「あの…。私の方から

カズヤに話しましょうか?」

 

課長「いや、スカミ君は

何もする必要は無いんだよ。

そう言われているからね」

 

スカミ「えっ?言われてるって…

誰からですか?」

 

課長「あ。いや…。これは…

言っちゃ駄目だったか…。

ま、とにかく、スカミ君は

気にしなくても大丈夫だからね。

カズヤ君も、いい加減諦めて

くれるといいんだが…」