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【スカッとする話】理不尽な取り締まりをする悪徳警官【第1話】
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本編

私はスカミ。年齢は28歳。

精密機器を製造する会社で、

営業事務をしている。

付き合って4年になる彼氏のカズヤと

は、会社の取引を通して知り合い、

真剣にお付き合いをしている。今や

お互いの上司や同僚にも公認の仲だ。

交際はとても順調で、

1年ほど前から結婚の話も出ており、

まずは同棲から始めようかと、

物件を見に行ったりもしている。

 

もうすぐクリスマス。

もしかしたら、そろそろプロポーズを

考えてくれているかも…

と少し期待しながら、

カズヤにプレゼントするために

セーターを編んでいるところだ。

私は昔から編み物やお裁縫、

お料理が大好きで、

仕事も趣味や特技を活かせる職業に

就きたかったのだが、就活時、

なかなか希望の会社からは

合格をもらえず…。

趣味は趣味として続け、

仕事には安定性や堅実性を

求めることに路線変更した結果、

やっと今の会社から合格を貰えて、

就職した。

 

今ではこの仕事にやりがいも

感じているし、上司や同僚にも

恵まれ、お給料もいい方だ。

特に不満があるわけでは

ないのだが…。時々ふと、

(もし希望の職業に就けていたら…)

と考えてしまうこともある。

 

そんな私は、退社後や昼休みなど、

時間が有ればせっせと手を動かし、

何かしら作ることで

幸せを感じている。

カズヤもそんなところを

褒めてくれるので、

今も私は昼休みに毎日、公園で

彼のセーターを編んでいるのだ。

会社で編んでもいいのだが、

以前、同僚に

「手編みのセーターて!ww

昭和か!ww」

と笑われてしまい、

それ以来この公園まで来て、

お弁当を食べてから

編み物をするようになった。