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【スカッとする話】クレクレママ「その薬ちょうだい!」→断ると、逆恨みで包丁を持って凸して来て…【第9話】

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【スカッとする話】クレクレママ「その薬ちょうだい!」→断ると、逆恨みで包丁を持って凸して来て…【第8話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 泣き続けるハルトと私を 気遣ってくれるママ達や、 クレハをとり囲んで糾弾するママ達。 そしてそれを何とか 収めようと焦る先生方。 騒然とする園庭に園長先生がやって 来て、響き渡るよう...

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【スカッとする話】クレクレママ「その薬ちょうだい!」→断ると、逆恨みで包丁を持って凸して来て…【第1話】
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本編

アスカ「じゃ、メグミさん、

行ってきます」

 

メグミ「アスカさん、頑張ってね!

子供達は任せて!」

 

園長室に入ると、目撃者のママ達は

3名ほど来てくれていて、

早速話し合いが始まった。

まず目撃者のママ達からという事に

なり、見た事を証言してくれた後、

全員が悪いのはクレハだと

言ってくれた。

不満そうな顔で聞いていたクレハは、

園長先生に問いただされると、

 

クレハ「この人達の言ってること、

ぜ〜んぶ嘘!!!

私の美貌と、ウチの王子と姫の

可愛さに、嫉妬してんのよ!!!

みんなして、私のこと

陥れようとしてんのよ!!!」

 

園長「そうですか…。

では、双方の旦那さんに

連絡をさせて頂きましょう」

 

園長先生の口から“旦那さん”という

言葉が出た途端、クレハは何故か

急に焦り出した。

 

クレハ「ウ、ウ、ウチ!

だ、旦那、居ないからっ!!

しゅ、出張中だからっ!!

連絡も取れないし!!

だ、第一!!旦那、関係無いし!!

些細な事なのに!大げさなのよっ!」

 

園長「いいえ。些細な事じゃ

ありません。赤ちゃんに暴力を

ふるったかどうかの問題ですので。

園としては、ご夫妻揃って

きちんと話し合いをして頂くべき

だと思います。旦那さんに

連絡をしない訳にはいきませんよ」

 

断固とした口調で園長先生が

そう告げると、クレハは

椅子からスッと立ち上がり、

バッグを引っ掴んだかと思うと、

突然部屋から飛び出して行った。

 

後に残された全員がキョトンとし、

お互いに顔を見合わせていると、

先生の1人が「あっ!」と声を上げ、

窓の外を指差した。

皆が一斉に立ち上がってそちらを

見ると、門の方へと走り去って行く

クレハの後ろ姿が…。