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【スカッとする話】俺を異常に風呂に入らせたがる嫁。後日、病院で検査した結果…驚愕の事実が!【第7話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 心臓がバクバクしていた。 まさか…。ヤバミは俺を ○そうとしていたというのか…? 世界が上下逆になって、 ガラガラと虚空へと崩れ落ちて 行くような感覚だった。 医者「警察に届けるか…...
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本編
「散歩だよ。」と答えてヤバミの
横を抜け、そのまま寝室まで行った。
クローゼットの中から当面必要なもの
を一揃え用意してバッグに詰めると、
それを持ってリビングに向かった。
ヤバミ「あれ?なにそのバッグ?
どっか行くの?」
スカオ「お前…。料理に
睡眠薬なんて入れてないよな…?」
ヤバミ「へっ?…もしかして…
病院行った?」
俺が大きく頷くと、
ヤバミはおどけたように笑った。
ヤバミ「あ〜バレちゃったか〜(笑)」
コイツはいったい何故笑ってるんだ?
ヤバミはまるで○人映画のサイコパス
のようだった。
スカオ「なんで……
どうしてそんなことしたんだ?」
ヤバミは何か楽しいサプライズでも
隠しているかのように、
笑いながら、のらりくらりかわし、
なかなか理由を言わなかった。
絶対に今、聞かないと!!
もしこの機を逃して、考える時間を
与えたら、ヤバミは嘘を組み立てて、
誤魔化すに違いない!
いつも、自分に都合の悪い事は
ウヤムヤにして済ませるヤバミ。
(今までならば、そういう所も
可愛いと流していたが、
今回ばかりは絶対に、
ウヤムヤにさせてたまるか!)
どうにか逃れようとするヤバミを、
俺はしつこく問い詰め続けた。
30分ほど経ったころ、
ヤバミはようやく観念したようで、
「もう!わかったわよ!」と
ふてくされた様子で話し出した。
ヤバミ「好きな人がいるのよ!
ナオキさんっていうんだけど…
彼と一緒になるために、
あんたが邪魔だったのよ!
私とナオキさんは愛し合ってるの!!
本物の愛なの!!それなのに…
あんたなんかがいるせいでー!!!」