前回の内容はこちら▼
【スカッとする話】ママ友にイジメられる私を娘が見ていた→5歳児の復讐劇がのヤバすぎたw【第１話】
こちらもおすすめ▼ 本編 学校、職場、町内、親戚… “お山の大将”って、 どこにでも居るもんだな…。 頼んでもないのに、勝手に仕切って、 偉そうにするイヤな人…。 私は今まさに、そういう人に 煩わされている…。 私の名前はアスカ。３２...
yomesuka.com
2023.03.12
本編
アスカ「はい…そうです。
宜しくお願いします。」
トモミ「私はママ友をまとめさせて
もらってる、トモミっていいます。
宜しくね。これから幼稚園の事とか、
色々連絡もあるから、
ライン教えてくれる？」
アスカ「え？あ…。
ラインですか。はい…。」
トモミ「ママ友のグループラインに
招待するから、必ず参加してね。」
アスカ「あ、はい…。」
（なんか…。圧が凄いな…。）
トモミ「子供に関する事とか、
コミュニティで色々報告し合ってるの
メイちゃんママも、何か聞きたい事が
あったら、いつでも聞いて。
あと、週に１度お茶会も
やってるから、それも出来る限り
参加してちょうだいね。」
アスカ「あ〜…はい…。
お茶会ですか…。はい…。」
（週１でお茶会かぁ。面倒だな〜。）
トモミさんの息子のレンくんは、
メイと同じ年長さんクラスだと
いうことだった。
幼稚園バスの乗り場が同じなので、
おそらく家も近いのだろう。
アスカ「じゃぁ…また後で…。
失礼します。」
家に向かって歩き出してすぐ、
ラインの通知が鳴り始めた。
２０人ほどで構成された
グループトークは、まさに
“質問攻め”という感じだった。
地元はどこ？家はどこ？マンション？
それとも一軒家？広さは何LDK？
ご主人はどんなお仕事？共働き？
娘さんの性格は？兄弟は？
前の幼稚園はどこ？なぜ引越しを？
この幼稚園を選んだ理由は？
小学校はどこに行くつもり？
正直、ゲンナリした。
仲良くなった人とならまだしも、
まだ顔もろくに知らない幼稚園の
ママ友たちと個人的に繋がりたいとは
思えなかったし、重要な連絡事項
以外は必要ないのに、と思った。
元々面倒くさがりで、
のんびりとした性格の私には、
本当におっくうで…。
途中からは、短くそっけない
返事になってしまった。
