前回の内容はこちら▼
【スカッとする話】バイト先のクズ女「シフト代われw拒否したらクビじゃね?」【第11話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 カリナ「待って待って! やめて!それだけは! お願い、やめて!」 カリナは、つま先に自慢の ロングヘアがつくくらい、 深々と腰を折り、 必死の声で懇願して来た。 もちろん拒否。これ以...
1話から読みたい方はこちら▼
【スカッとする話】バイト先のクズ女「シフト代われw拒否したらクビじゃね?」【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 私はスカ美。大学3年生で 現在コンビニバイト中。 彼氏はいない。 寂しいバイト漬けの 貧乏女子大生といったところ。 私のバイト先は、 大学や高校が近くにある、 いわゆる学生街にある。 そのせいか、 同僚のほとんどが...
本編
ぽかんとしていたら、
カツカツとハイヒールの音を
立てて、女性がこちらに
向かってきた。
店長がとぼとぼと
後をついてくる。
マネージャー「あなたも、
一緒にバックヤードへ
来てちょうだい。
お話があります」
わぁ、厳しいお声。
有無を言わせぬ迫力とは、
まさにこの事。あなたは、
もちろん私じゃない。
店長とカリナは、見えない
縄で縛られ、しょっぴかれて
いくかのようだった。
スカ美「何で、
エリアマネージャー?」
ミコ「あの、私です」
え?バックヤードを強制的に清掃
させられていたバイトちゃん?
ミコ「私が、エリアマネージャー
に通報したんです。あれから
私も考えちゃって。スカ美先輩の
言う通りだなぁって、しみじみ
思って。調べてみたら、従業員
専用の相談室があったので」
スカ美「偉い!思い切って、
行動したんだね」
ミコ「はい。この前は先輩に
助けてもらってる最中に、
台無しにしちゃったので。
他の先輩にも相談して、
ヤマさんの事とか、レジの
お金が合わない問題とか、
まとめて通報しました」
よくやったよ、バイトちゃん。
私が言うまでもなく、
マネージャーの耳に届いたんだ。
というか、届けてくれたんだ。
これで少しは働きやすく
なるかな?私はマネージャーの
いい仕事ぶりに期待した。
後日談。首にされた男子学生は、
シフト交代を拒否した結果、
レジからお金を抜いているという
疑惑をかけられた事が分かった。
というのも、監視カメラを
チェックしたところ、
ヤマザキ君は別に怪しい行動を
とっていないと判明したから。
どうして彼の犯行だと
分かったのか、
厳しく追及された店長は…