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【スカッとする話】「嫁の物は私の物」悪意の権化のような姑【第4話】

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【スカッとする話】「嫁の物は私の物」悪意の権化のような姑【第1話】
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本編

仕方なく、私は貯金を

いったん諦めて、

専業主婦になる事を決めた。

新婚1ヶ月が経過した

ばかりの頃だ。

困った事に、義父の

認知症も進んでいた。

徘徊が始まったのだ。

ちょっとでも目を離すと、

すぐふらふら外へ出て行く。

鍵をかけても外される。

対策として、ドアが空いたら

ブザーが鳴るように簡単な

工事をし、鍵も二重にした。

この時、誰もお金を

出してくれなかった。

ジュンヤに至っては

 

ジュンヤ「父さんの事で

困ってるのは、スカ子だろう?

他は特に困ってないんだからさ、

責任もってスカ子が

対策すれば?」

 

なんて、まるっきりの他人事。

さすがに腹が立って

 

スカ子「どういう事よ!?

お義父さんが徘徊して、

もし事故にでも遭ったら

どうするつもり?

あなたのお義父さん

なんだし、お義母さんに

とっては夫なのよ?

なんでそんなに関心が無いのよ」

 

言い返した。

ジュンヤは少し口ごもった後

 

ジュンヤ「母さんが

そう言ってたんだよ」

 

ぼそっと言葉を追加した。

母親の意見を丸のみした挙句、

私にそのまま伝えるとは。

まさしく伝書鳩状態だ。

義母にも話はしたが、

玄関を介護仕様に

変えるための資金は、

一切出さないと拒否された。