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【スカッとする話】夫婦喧嘩中、4歳の息子「ママいらない。ママでてけ!」→私は本当に出て行った【第13話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ヒデキ「リクは、俺達の喧嘩を 止めたかったんだ。 みんな笑うと信じて、 あれを言ったんだ。 絶対に言っちゃいけない言葉だと 知った時の、リクの顔が どんな風だったか。 母さんに想像出...
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本編
義父「アスカさん、
ヒデキ。悪かった。
母さんには、私からしっかり
言い聞かせておく。
リクも、ごめんな。
悪いばぁばで」
義父に謝られ、私達は
自宅へと戻ったのだった。
その後。義母は義父に
引っ張って来られ、
土下座で謝罪させられた。
目は真っ赤に泣きはらされ、
頬もまだ赤い。
義母「ごめんなさい」
アスカ「しばらくは
距離を置きますから」
義母「でも、だって
保育園の……」
アスカ「大丈夫です」
ヒデキ「俺が在宅ワークに
切り替えれば解決だ」
ヒデキは会社に転属願いを出し、
在宅で営業サポートをする
部署に移ってくれた。
給料ダウンが心配で
ためらっていたけれど、
そんな場合じゃない。
いや、初めから自分達で
頑張るべきだった。
ヒデキ「母さんには、
当分はリクと会うのを
控えてもらう。無期限で」
義母「そ、そんな!」
義父「諦めろ!そういう
約束だろう、何を言われても
受け入れるから許してくれって」
義父にきつく言われ、
義母はしょげかえった。
反省するまで、
距離を置かせてもらう。
リクも、ショックから立ち直り、
もう悪い言葉は言わないと
誓ってくれた。
リク「ぼくヒーローだもん。
ヒーローは悪い事も悪い言葉も、
全部ダメなんだもん」
胸を張る息子に、
私と夫は目を細めるのだった。
終