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【スカッとする話】夫婦喧嘩中、4歳の息子「ママいらない。ママでてけ!」→私は本当に出て行った【第11話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 午後8時50分。 義実家に乗り込んだ時間だ。 義父母はテレビを 見ているようだった。 笑い声がする。私は構わず、 リビングのドアをばーんと開き アスカ「お義母さん!」 お腹の底から声...
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【スカッとする話】夫婦喧嘩中、4歳の息子「ママいらない。ママでてけ!」→私は本当に出て行った【第1話】
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本編
義母「あらまぁ、
保育園で覚えたのね?
だから保育園に通うのは
反対だったのよ。
ママがちゃんと家にいれば、
こんな事にならなかったのに」
この期に及んで、まだ
とぼけるか!私は義母の
わざとらしい言い訳を
粉砕する勢いで
アスカ「保育園の責任に
しないでください!
お義母さん、あなたでしょ!
あなたがリクに、あんな言葉を
覚えさせたんでしょ!」
義母「いやだ、何を言うのかと
思ったら。保育園で口の
悪い子から影響を受けたに
決まっているわ」
あくまで、義母は嘘を
つきとおすつもりらしい。
私はリビングの入り口を見た。
夫に抱っこされたリクが、
まだ涙を流して
しゃくりあげながら、
首を横に振っている。
リク「お友達じゃないよ。
ばぁばだよ。
ぼく、ばぁばから聞いたの。
いらない、出てけって
言ったら、みんな喜ぶよ、
いっぱい笑うよって」
ひっくひっくと声を
詰まらせながらも、
リクははっきりとした
口調でそう言った。
義母は真っ青になって
義母「リクちゃん、
それ言っちゃダメ!」
自爆した。
口止めとはつまり、自分が
やったと認めたに等しい。
義父も、ビールどころ
ではないという勢いで