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【スカッとする話】貧乏人を見下す高級寿司屋で「これスーパーの刺身ですよね?w」と言った結果…【第2話】
前回の内容はこちら▼ 本編 スカ美「もしかして、 もう行った?」 ハルト「まさか。 一人じゃ行かないよ。 噂によると、大将はまだ若くて、 独立したばかりだそうだ。 お父さんにあたる親方が、 高級寿司店を経営してたって」 ハルトは、さすがの ...
本編
大将「へい、いらっしゃい!」
店内は清潔でいい匂い、
カウンターの大将が気さくな
挨拶をしてくれる。
さっと女将さんが近付いてきて、
丁寧に席を案内。
うん、とても好感が持てる。
この大将が仕込んだ息子さんが
店主だというなら、
新しい寿司店も期待できそう。
私達は大将にお任せを頼んだ。
初めての客にも、
愛想よく元気に応じてくれる
彼にも好印象だ。
大将「へえ。
隣の市からわざわざ、
うちの店の噂を聞いて、
おいでになられたんですか。
嬉しいですねえ。
今夜はぜひ、
楽しんでください。うちは、
海鮮を使った茶碗蒸しも
名物なんですよ」
スカ美「よろしくお願いします。
近々、息子さんのお店にも
行ってみようと思っていまして」
大将「せがれの店にもですか。
ごひいきありがとうございます。
あいつは新しいもの好きで、
妙な店構えに
しちまったのがね。
ちょいと気に入らねえ
ところなんですが、
腕は悪くないはずです。
親ばかですが、しっかり
仕込みましたんで」
スカ美「大将の握り、
とても美味しいです。
息子さんのお店もきっと、
美味しいですよね。
今から期待しています。
お店は、あのう。
イタリアンレストランかと
思っちゃいましたが…」