【スカッとする話】浮気嫁「あなた良い人だから慰謝料は300万円でいいよ」【第９話】

前回の内容はこちら▼

【スカッとする話】浮気嫁「あなた良い人だから慰謝料は300万円でいいよ」【第８話】

前回の内容はこちら▼ １話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカ太郎（ん？ 誰だ、この靴） うちの親父ではない、 嫁の親父さんでもなさそうだ。 俺にも嫁にも男兄弟はいない。 となると、誰のものだ？ 心当たりが無く、はてなと 首をひねりつつリビ...

yomesuka.com

2022.11.13

１話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】浮気嫁「あなた良い人だから慰謝料は300万円でいいよ」【第１話】

こちらもおすすめ▼ 本編 俺はスカ太郎。 結婚3年目のごく普通な サラリーマンだ。 嫁のハナコとは3歳年齢が 離れている。 俺が28歳で、嫁は25歳。 つり合いは取れていると思う。 結婚式の時には、 いい夫婦だね、お似合いだね、 と周りから...

yomesuka.com

2022.11.07

本編

俺も我に返った。

いつの間に？の追及は

この際後回しだ。

つまりはハナコが

ホストみたいな

イケメン野郎と不倫。

その挙句に俺と別れて、

そいつとやり直したい

という事なのだろう。

まずはそこを理解した。

前から、ハナコの

自己中な部分には、

苦々しい思いがあった。

それでも縁があって

一緒になったんだ、

多少の事は目をつぶろう。

そう自分に言い聞かせてきた、

全てが一瞬で台無しになった。

同時に、何もかもが

どうでもよくなった。

スカ太郎「離婚したいのか」

ハナコ「スカ太郎には、

悪いなぁって思ってる。

でも、気持ちは止められないの。

心が求めているんだから、

どうにもならないのよ」

スカ太郎「あ、そう。

それで、いつからだ」

ハナコ「半年前くらい。

友達に誘われて、

昼営業のお店に行ったの。

そこで出会ったのが、マオ君」

スカ太郎「昼営業の店って、

おまえ…」

頭を抱えたくなった。

噂でちらっと聞いた事はある。

夜の店でも、昼に開店する

場合があるらしい、と。

そんなところに真昼間から

入り浸って、ついでに

枕営業にも付き合ってれば、

そりゃ夜には疲れ果ててるわな。