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【スカッとする話】事故で緊急搬送された男子高校生「君は…誰?」→記憶喪失になり… 【第10話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ユウタ「エネ美、 これ何か知ってるの? 病院に搬送された時に ずっと握っていたらしくって… 何か分からないけど なんか大事なもののような 気がするから ずっと持っているんだ…。」 エ...
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【スカッとする話】事故で緊急搬送された男子高校生「君は…誰?」→記憶喪失になり… 【第1話】
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本編
通行人「おい、そこの
横断歩道で交通事故だ!
スカ都高校の制服を着た
男の子が轢かれたらしい!」
スカ美「スカ都高校の男の子…
ま、まさか…!
ユウタ…ユウタじゃない
よね!違うよね!?ユウタ…
あ、あそこだ!」
私は人だかりをかきわけた。
スカ美「…ユウタ!!
すみません!ちょっと…
通してください!」
そこにはユウタに
手を差し伸べるエネ美と
起き上がろうとするユウタがいた
ユウタ「ス、スカ美?」
スカ美「ユウタ!大丈夫なの?
怪我してない!?
轢かれたって聞いて、私…」
ユウタ「大丈夫、転んだだけ。
赤信号なのに飛び出したところに
バイクが来て…
ぶつかりそうに
なったのをよけて転んだんだ。
ちょっと膝を
擦りむいただけだよ。」
スカ美「そうだったんだ…。」
轢かれたというのは
勘違いで実際はバイクを避けて
転んだだけだったのだ。
スカ美「あれ…っていうか、
ユウタ、今私のことスカ美って…
呼び捨てで呼んでくれたよね?
もしかして…?」
ユウタ「うん」