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【スカッとする話】上司の家族とBBQへ行ったら義手の嫁を見下され…【第7話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカ太郎「ああ、そういう事か。 俺、転職するの初めてだから、 戸惑う事もあるけど、 毎日が新鮮で楽しいよ」 クズノ課長に、とんだ雑用係を やらされているとは、絶対に ヨメミには知られ...
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【スカッとする話】上司の家族とBBQへ行ったら義手の嫁を見下され…【第1話】
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本編
俺の顔をまじまじと見ながら、
課長が突っかかって
来るように言った。
俺は少し迷ったが、
思った事を言うと決心した。
スカ太郎「これ、
重複業務になりませんか?
私が作成しなくても、
書記担当の先輩が作って
いらっしゃると思うんですが」
クズノ「分かってないな」
課長は、いかにも俺を
見下すような態度になった。
クズノ「おまえがきちんと
業務を理解しているかを、
確認するために
やらせてるんだよ。それと、
内容をまとめる筆力もだ。
そういう基本が
出来ていないやつには、いくら
経験者でも仕事を任せられない
に決まっているだろ。
分かったら、
生意気な事を言ってないで、
さっさと仕事に取り掛かれ」
一応は、それらしい
理由を言ったものだが、
ばかにされた感じは拭えない。
俺は新卒の新入社員と
思われているのだろうか。
気分は良くなかったが、
そういう理屈がある以上は、
それ以上の抵抗はできなかった。
こうして、意味があるとは
あまり思えないレポートを
提出し、相変わらず
クズノ「文字が読みにくい。
色を変えて、大事なところを
強調するくらいの
工夫は出来ないのかよ」
などと、些細なところにダメだし
されて、午前中が終わった。