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【スカッとする話】家に帰ると嫁と知らない男が風呂に入ってた【第11話】
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本編
元々ラグビーで、筋力は
嫌というほど鍛えている。
ま、多少はぷにぷにになったが、
それでもまだ衰えてはいない。
チェストを持ち上げ、
風呂場まで移動させ、
俺はどすんと音を立てて
扉の前に置いた。
さすがに、物音で
気が付いたのだろう。
一瞬、静まった。
すぐに扉を開こうとする物音が
聞こえたが、あいにくと
簡単には開かないようにしてある。
ヤバミ「なんでー!
何でドアが開かないの!?」
ゲスオ「どうなってるんだ!」
こういうわけで、
浮気カップルは俺に
閉じ込められ、
慌てふためいているのだった。
あんまりうるさいので、俺は
スカ太郎「お楽しみのところ
悪いが、風呂場の扉は
開かないようにした。
俺がOKを出すまで、
引き続き楽しんでいてくれ」
答えてやった。騒々しさが、
嘘のように静かになった。
ヤバミ「あの…スカ太郎君?」
やがて、おっかなびっくり
といった感じの、
嫁からの呼びかけがあった。
ヤバミ「出張だったんじゃ?」