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【スカッとする話】向かいの家の庭にいたボロボロの子供→家に入れて助けてあげると…【第6話】

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本編

アスカ「ローラちゃんね。

おばちゃんとお風呂入ろう」

 

ローラ「はい。

ありがとうございます」

 

おっかなびっくりな態度では

あっても、口調は相変わらず

しっかりしている。

ローラは、よろよろと私に

ついてきて、浴室に入った。

ていねいに体を洗って

あげると、やっと子供らしい

顔つきになった。

 

ローラ「あったかくて、

気持ちいい」

 

アスカ「ゆっくり入ろうね」

 

入浴でリラックスした

ようなので、私はローラを

抱きかかえて湯船につかり

ながら、少しずつ話を聞いた。

 

ローラ「パパもママも、

私のことはあんまり

好きじゃないんです」

 

アスカ「そうなの?」

 

ローラ「パパは、

私を無視します。

ママは嫌いって言います」

 

ひどい話だ。

父親の態度も許せないが、

それ以上に母親が

信じられない程ひどい。

ローラの何がそんなに

気に食わないのか、

私には分からないけれど、

面と向かって嫌いなんて、

言う必要がどこにあるのだろう。

 

我が子の名づけにだけは

熱心だったのだろうか。

ローラだなんて、

キラキラネームをつけておいて。

気に入らなかったら無視だの、

嫌いだの。あんまりだ。