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【スカッとする話】離婚した嫁を家に残し、両親の介護を押し付ける夫【第12話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ちょうど、いいタイミングで 待望の連絡が来た。 スカ子「お断りします」 クズヒコ「まだ言うのか!」 やがてインターフォンが鳴った。 私は大急ぎで玄関へ走った。 義父「誰だ、こんな時間...
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本編
ヨシコ「水臭い?
お義母さん、仕事を何だと
思ってらっしゃるんですか?」
義母「仕事って、ほら。
嫁の務めとして」
ヨシコ「離婚されると
聞いています。離婚したら、
もう嫁ではありません」
ヨシコに言われたら、夫を含んだ
三人は急にしゅんとなった。
そこへ、ハヤトが
ハヤト(20歳)「おじいちゃん、
おばあちゃん。
これ以上は、俺をがっかり
させないでくれない?」
義母「え? ハヤトちゃん?」
ハヤト「マサ君や
アズサちゃんの事だよ。
冷たくしたり持ち上げたり、
手のひら返しすぎ。
そういうの、子供は
ほんとに傷つくんだよ」
自分にも言いたい事があると
いった調子で、言葉をついだ。
たじたじになっている義両親へ
ハヤト「スカ子おばさんの事も。
ひどい扱いだよね?
要は見下しているんだよ。
俺はそういう人を祖父母とは、
認めたくない。ここには、
二度と遊びに来ないから」
まさかの絶縁宣言まで
突き付けられた。
義父は真っ青。
義母はよろめいていた。
ヨシコ「父からも
伝言があります。今後は、
当院の受診をお断り致します。
紹介状を書きますので、
次からはどうぞ別の病院へ」
義父「ええっ!」