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【スカッとする話】「生理なんて甘え!」と生徒をプールへ突き落とすDQN教師【第10話】
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本編
リョウコのおかげで、
私は水泳授業に無理やり
参加させられずに済んだ。
はずだった。
いざシーズンがきて、
授業が始まったとき、
私はクズノ先生から
プールへ行くよう言われた。
体育館競技を選び、
しかもちょうど例の日だったので
見学を申し込んだ直後だ。
クズノ「学校の予備があるから、
水着はそれを着て」
スカ美「あの、私は。
生理なんです。
見学でお願いします」
クズノ「生理?
あんた水泳嫌がり過ぎ!
嘘つかないで!」
スカ美「嘘じゃないです」
クズノ「この間も思ったけどさ、
医者に止められた?
生理くらいで?
甘えよ、そんなの。
何のためにタンポンがあるのよ」
味方をしてくれたリョウコは、
今日は体育に参加していない。
彼女だけでなく、
特別クラスの進学希望生徒は、
模擬試験があるのだ。
もしかしたら、
先生は狙ったのかもしれない。
スカ美「私、ナプキンしか
使ったことなくて」
クズノ「説明書を読みなさいよ、
それくらい出来るでしょ?」
ささやかな抵抗も、
説明書と現物を寄こされて、
あえなく撃沈した。仕方なく、
小学生以来の水着になった。
体の一部には、
とても違和感がある。