前回の内容はこちら▼
【スカッとする話】「生理なんて甘え！」と生徒をプールへ突き落とすDQN教師【第９話】
前回の内容はこちら▼ １話から読みたい方はこちら▼ 本編 リョウコ「体育館競技に 行っても、クズノ先生じゃあ、 無理やりやらされるか 長いレポート書かされるか。 どっちにしても嫌だわ」 ああ、なんでこんな 面倒な事になったのだろ...
yomesuka.com
2022.08.05
１話から読みたい方はこちら▼
【スカッとする話】「生理なんて甘え！」と生徒をプールへ突き落とすDQN教師【第１話】
こちらもおすすめ▼ 本編 私はスカ美。 17歳の高校二年生だ。 最近では珍しくなってきた 女子高に通っている。 中高一貫の私立校で、 周囲の評判もいい。 教師もみんな女性、 校長は中等部も兼任している。 最初は、制服が可愛いという、 ミ...
yomesuka.com
2022.07.28
本編
クズノ「それ以外の事を
言ったように聞こえた？
やる前から理由をつけて、
できないとかだめとかいうの、
私は大嫌いなのね」
先生がそう言った時だ。
そばにいたリョウコが
リョウコ「先生、それは
おかしいですよ。やる前から
理由をつけてじゃなくて、
理由があるからやらないんです
先生だって女性だから、
生理が辛いのは
わかると思いますが」
クズノ「あいにくね。私は
そんなに根性なしじゃないのよ」
抗議してくれたが、
先生はやっぱり話を
聞いてくれなかった。
でもリョウコは頑張ってくれた。
進学特別クラスの
優秀な生徒らしく
リョウコ「先生は
そうかもしれませんが、
個人差があります。スカ美は
だめなんです。医者から
止められているんですよ」
クズノ「やってみなきゃ
わからないでしょ」
リョウコ「やってみて、
だめだったんですよ。
だいたい、先生は医者ですか？
医者の指示を無視しろと
言える立場ですか？」
リョウコは強気に、
理屈で先生を押していく。
クズノ先生は何か言いたそう
だったが、口を閉ざした。
そして、私たちを無視する
ように、教室を出て行った。
スカ美「リョウコ、ありがとう」
リョウコ「いいの、
だっておかしいんだもん。
今どき根性論なんか古いよ」
