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【スカッとする話】泥棒ママ友の娘は泥棒小学生【第11話】

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【スカッとする話】泥棒ママ友の娘は泥棒小学生【第10話】
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本編

アスカ「二週間前、

急に自宅から消えたんです。

探していたんですが、

見つからなくて。

やっぱり、ヒカリちゃんの

ところにあったのね」

 

私がそういうと、ヒカリちゃんは

過呼吸寸前まで大泣きした。

ごめんなさい、ごめんなさいと

繰り返している。

 

アスカ「おばさん、

怒ってないから。本当の事を

教えてくれるかな?」

 

なるべく優しく問いかけると、

ヒカリちゃんは

しゃくりあげながら

 

ヒカリ「ママからもらったの。

傷があるから売れない、

あげるって。ほんとは、

ドレミちゃんの大事なものだって

知ってたけど、ママが怖くて」

 

アスカ「そっか。

教えてくれてありがとう。

このお店の物を、お金を

払わないで持っていこうと

したのはどうして?」

 

ヒカリ「ママにお願いされたの。

本棚に、可愛い水筒があるから、

持ってきてって」

 

万引きはクズコの

指示だったと語った。

テーブルの上には、

コンビニ限定シールが貼られた、

350mlくらいの小型保冷ボトルがある。

可愛いピンク色、人気のキャラものだ。

母の要求を断り切れず、

盗みは悪い事と知りながら

持ち帰ろうとして、

見つかったという流れだった。