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【スカッとする話】牛乳アレルギーを信じない教師「飲まないと全員が連帯責任で帰れないぞ?w」→追い込まれた私は牛乳を飲んでしまい…【第15話】
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本編
スカ美「済んだ事です。
アレルギーの辛さは想像を
絶するもの。十分お分かりに
なったでしょう。
どうかお大事に」
もう会う事もないだろうから、
気持ちよく別れたかった。
看護師として、患者を許すと
決めたのだった。
帰り道、ヨシロウが
私の横に並んだ。
ヨシロウ「よく許したな。
俺ならぶっ飛ばしてる」
スカ美「血の気が多い事
言わないの。そんなだから、
彼女ができないのよ」
ヨシロウ「いやぁ。俺は
誰かさんが振り向いてくれる
のを、じっと待ってるんで」
え?びっくりしてヨシロウを
見ると、照れたような笑顔を
浮かべていた。
あの日、真っ先に職員室へ
駆け込み、助けを呼んでくれた。
うろたえていた先生を
ヨシロウ「先生、ぼやっと
してないで、エピペン出して!
早くスカ美さんに打って!」
𠮟りつけ、だめだと分かったら、
すぐ別の先生に事情を話し、
エピペンを取り返して
打ってもらったと、後で聞いた。
ヨシロウが動いてくれたから、
命が助かったのだ。
そんな彼が、私を!?
ヨシロウ「俺は、アレルギーに
理解があるぞ」
とてもどきどきした。
昔とは違う意味の、
幸せ満点などきどきだった。
終