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【スカッとする話】牛乳アレルギーを信じない教師「飲まないと全員が連帯責任で帰れないぞ?w」→追い込まれた私は牛乳を飲んでしまい…【第12話】

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【スカッとする話】牛乳アレルギーを信じない教師「飲まないと全員が連帯責任で帰れないぞ?w」→追い込まれた私は牛乳を飲んでしまい…【第11話】
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本編

悲鳴が響いた。

その時には、猛烈な吐き気に

襲われていた。

何かがのどを逆流する感覚が

して、我慢できなかった。

せき込みも始まった。

 

クズヤマ「う、うわっ!」

 

先生の動揺する声も聞こえた。

エピペン!先生が懐に入れた、

あの切り札!

私は上体を起こし、先生に

向かって手を伸ばした。

 

スカ美「せん、せい。苦し、い。

助け、て。エピ、ペン。

返、して。注射を」

 

クズヤマ「触るな!そんな、

ゾンビみたいな手で俺に

触るなぁっ!」

 

先生の絶叫と、

手を叩かれた痛み。

それが、私の記憶の最後だった。

気が付いた時。

私は病院に寝かされていた。

ベッドのそばには両親がいて、

母が号泣していた。

 

父「スカ美!目が覚めたかっ」

 

母「助かったのね!?」

 

両親は我先に私に手を伸ばし、

髪を撫でたり頬を触ったり。

私が助かった事を、

実感したいかのようだった。

看護師の女性が病室に来て、

直後に医師も駆けつけてくれた。

 

医師「よかった、

意識が回復しましたね。

危なかった」

 

母「ありがとうございます!

先生、本当にありがとう

ございます!」