※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【スカッとする話】牛乳アレルギーを信じない教師「飲まないと全員が連帯責任で帰れないぞ?w」→追い込まれた私は牛乳を飲んでしまい…【第12話】

前回の内容はこちら▼

【スカッとする話】牛乳アレルギーを信じない教師「飲まないと全員が連帯責任で帰れないぞ?w」→追い込まれた私は牛乳を飲んでしまい…【第11話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 こうして時間は過ぎ、 とうとう下校時間が迫って来た。 私はまだ、給食トレイを 片づける事も出来ないでいた。 クズヤマ「飲みなさい。 このままじゃ、スカ美さんの せいで、誰も帰れない。...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】牛乳アレルギーを信じない教師「飲まないと全員が連帯責任で帰れないぞ?w」→追い込まれた私は牛乳を飲んでしまい…【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 私はスカ美。 今27歳で看護師をしている。 人生はまぁまぁ、順風かな。 ただ一度だけ、小学生時代に、 命に関わる修羅場を 経験したのだけれど。 あれはもう、 17年も前の事になる。 当時の私は小学校4年生。 父の転...

本編

悲鳴が響いた。

その時には、猛烈な吐き気に

襲われていた。

何かがのどを逆流する感覚が

して、我慢できなかった。

せき込みも始まった。

 

クズヤマ「う、うわっ!」

 

先生の動揺する声も聞こえた。

エピペン!先生が懐に入れた、

あの切り札!

私は上体を起こし、先生に

向かって手を伸ばした。

 

スカ美「せん、せい。苦し、い。

助け、て。エピ、ペン。

返、して。注射を」

 

クズヤマ「触るな!そんな、

ゾンビみたいな手で俺に

触るなぁっ!」

 

先生の絶叫と、

手を叩かれた痛み。

それが、私の記憶の最後だった。

気が付いた時。

私は病院に寝かされていた。

ベッドのそばには両親がいて、

母が号泣していた。

 

父「スカ美!目が覚めたかっ」

 

母「助かったのね!?」

 

両親は我先に私に手を伸ばし、

髪を撫でたり頬を触ったり。

私が助かった事を、

実感したいかのようだった。

看護師の女性が病室に来て、

直後に医師も駆けつけてくれた。

 

医師「よかった、

意識が回復しましたね。

危なかった」

 

母「ありがとうございます!

先生、本当にありがとう

ございます!」