※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【スカッとする話】夫の若い従妹にあたる女の子に臓器移植が必要に→娘をドナーにすると言い始める夫…【第11話】

前回の内容はこちら▼

【スカッとする話】夫の若い従妹にあたる女の子に臓器移植が必要に→娘をドナーにすると言い始める夫…【第10話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカ子「あんた、自分が 言ってる事、分かってる? いくらドレミが丈夫だろうと、 心臓を差し出したら、 生きていられないのよ!?」 クズオ「そりゃそうだろう」 分かってい...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】夫の若い従妹にあたる女の子に臓器移植が必要に→娘をドナーにすると言い始める夫…【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 私はスカ子。37歳で、 中学生の一人娘を育てている。 夫クズオとの間に生まれた、 今年15歳のドレミだ。 実は、男女の双子で 生まれるはずだった。 男の子は妊娠4ヶ月の時に心音が 確認できなくなり、空に帰った。...

本編

クズオ「ミソラは

一刻を争うんだ。

昨日、風呂上りに胸が痛いと

訴えて、意識を失った。

病院に搬送されて、心音に

雑音があると分かった。

今日は精密検査するから、

はっきりした事は

もうすぐ分かるが、

心臓移植が必要な可能性が

あると言われたんだ」

 

スカ子「可能性よね?」

 

クズオ「十中八九、必要になる。

あの子は先天性の

心臓病なんだよ!

うちの家系には、時々いるんだ」

 

えっ!? 初耳だ。

先天的に心臓が弱い家系

という事だろうか。

いままでそんな話は

聞いた事が無い。

しかし、よく考えてみると、

双子の男の子も形成不全で

生まれることができなかった。

代々の遺伝病なのだと

考えれば、辻褄は合う。

 

スカ子「だったら、

なおさら軽々しく言わないで。

ドレミにも問題が無いとは

言い切れないでしょう?」

 

クズオ「調べればわかる事だ。

あいつはソフトボールを

やってきてるんだ、

心臓は強いはずだろう。

それにひきかえ、

ミソラは体のせいで

動きたくても動けなかったんだ、

かわいそうに」

 

スカ子「もしかして、それが

理由でドレミを嫌ってたの?」