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【第15話】うちのWi-Fiを勝手に使う子供→パスワードを変更するとセコママが襲来し…

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【第14話】うちのWi-Fiを勝手に使う子供→パスワードを変更するとセコママが襲来し…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 アヤ「ちょっと!!!」 アスカ「………何でしょう?」 アヤ「何でしょうじゃないわよ!!! あれから、使えるように なってないじゃないの!!! 丁度いいわ!!ドアが開いてるから、 あが...

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【第1話】うちのWi-Fiを勝手に使う子供→パスワードを変更するとセコママが襲来し…
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本編

画面を覗くと、案の定、

アヤ夫婦が……今度はライトくんも

引き連れて立っていた。

 

マサシ「いったい

どういうことなんだ!!!

ぜんぜん繋がらないじゃないか!!」

 

アヤ「アンタ達!!

私達を騙したのね!!!

今すぐドアを開けて、

Wi-Fiを使えるようにしなさいよ!!

じゃなきゃ、

酷い目に合わせるからね!!!」

 

(ルーターだけ持って行っても、

繋がらないのは当たり前じゃん!!

馬鹿なの!?

普段なら、このシチュエーションで

絶対ドアを開けたりしないけど、

今、こっちには

強力な味方が居るんだよね〜ww)

 

怒鳴り続けるアヤ夫婦を放置した

まま、私は警察官達の靴を隠し、

しばらく様子を見ていて

もらえるよう頼んでから、

玄関のドアを開けた。

 

ドアを開けるなり、

アヤ夫婦はまた勝手に門扉を開け、

ドアの所まで押しかけて来た。

 

アヤ「ライトが楽しみに

してたのに!!繋がらない

Wi-Fiを渡すなんて!!!

アンタ、どこまで子供に

意地悪するつもり?!」

 

マサシ「これは詐欺も同然だ!!!

訴えられたくなかったら、

慰謝料をよこせ!!!」

 

私は逆ギレ夫婦に心底呆れながら、

あくまで冷静に言い返した。

 

アスカ「Wi-Fiのルーターは、

私が渡したんじゃなく、あなた達が

勝手に強奪して行ったんでしょ?

ルーターだけ盗んで行ったって、

繋がらないのは当たり前!

そんな事ぐらい、当然

分かってると思ってましたよ!」

 

私が鼻で笑うと、

アヤは顔を真っ赤にして

呻きながら地団駄を踏み、

後ろでモジモジしていた

ライトくんの腕を無理矢理

引っ張って自分の前に立たせた。