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【第17話】夫「出産したら女じゃない」→理不尽に私を見下す夫に数年かけて仕返ししてやった!
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 私は正直に答えた。『1つだけ』 という切なる願いを、適当に 誤魔化すことはしたくなかったのだ。 義父「それは…その通りだと思う… ………分かった。テツヤとは キッパリ縁を切ろう!!」...
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【第1話】夫「出産したら女じゃない」→理不尽に私を見下す夫に数年かけて仕返ししてやった!
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本編
それから、テツヤと対決すべく、
1人で自宅へと向かったのだが…
テツヤはまだ帰っておらず、
仕方なく携帯に電話をかけてみても、
一向につながらなかった。
念のため、会社にも電話を
かけてみたのだが、誰も出なかった。
(やっぱり……会社には
行ってないんだね。最後まで
これか……もうほんとウンザリ!!!
絶対、今日中に
ケリをつけてやる!!)
何度も携帯にかけ続けていると、
ようやくつながった。
テツヤ「なんなんだよ!!
しつこいな!!」
スカコ「今どこ?今日は早く帰って
来てって頼んだよね?」
テツヤ「こっちは仕事なんだぞ!」
スカコ「あら。若い女とイチャイチャ
するのがテツヤの仕事なんだ〜。
知らなかった〜。随分と
楽しそうなお仕事ですこと〜!」
電話の向こうで、
テツヤが息を呑む音が聞こえた。
スカコ「いいから、
今すぐ帰って来い!!」
私はそれだけ言うと、
一方的に電話を切ってやった。
それから1時間ほどして、
ようやくテツヤが帰ってきた。
少し怯えているのか、ドアの音も、
足音も、出来るだけさせないように
しているようだった。
スカコ「遅かったじゃないの!」
私はリビングのドアを勢いよく開け、
仁王立ちして出迎えてやった。
テツヤはビクッ!と驚いてこちらを
見たが、私の姿を見て更に驚き、
バカみたいにポカンと
口を開けていた。
(久しぶりに見たら、
すっかり別人みたいで
ビックリしたでしょ〜?ww)
私は体のラインが分かるように、
わざとピッタリした服に
着替えていたのだ。