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【第16話】夫「出産したら女じゃない」→理不尽に私を見下す夫に数年かけて仕返ししてやった!
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカコ「テツヤはツムギに対しても、 一切愛情を示しませんでした。 だから、何が何でも絶対に、 私が親権を取る必要があったんです。 もちろん、テツヤはそもそも 親権なんて欲しがらなかっ...
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【第1話】夫「出産したら女じゃない」→理不尽に私を見下す夫に数年かけて仕返ししてやった!
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本編
私は正直に答えた。『1つだけ』
という切なる願いを、適当に
誤魔化すことはしたくなかったのだ。
義父「それは…その通りだと思う…
………分かった。テツヤとは
キッパリ縁を切ろう!!」
スカコ「えっ!?そんな……
本当にいいんですか?
後になって後悔しませんか?
もう少し、考えてからに
なさっては……」
あまりにも予想外の義父の発言に、
私の方が焦ってしまった。
義父「いや、後悔はしない。
テツヤがスカコさんと
ツムギにしてきたことは、
夫としても、親としても、
とても許されることじゃないんだ。
そんなテツヤと、可愛い孫…
天秤にかけるまでも無い!
母さん、いいね?」
義母「えぇ、構いません。
もし私が、夫からあんな目に
合わされたらって考えたら…
いくらお腹を痛めて産んだ息子でも、
許せないわ!大事なツムギに、
あんなことを言うなんて!!」
じつは、さっき聞かせた録音データの
中に、テツヤが酷く酔っ払って
帰ってきた時の音声も有ったのだが…
その中でテツヤは、スヤスヤと
眠っているツムギの顔を見て、
テツヤ「ぜんぜん俺に似てない
じゃないか!!本当に俺の子か?
ちっとも愛情が湧いてこないのは、
よその男の子供だから
じゃないのか?!」
と、暴言を吐いていたのだ…
それを聞いた時も、お義母さんは
「許せない…!!」と
つぶやいていた。
(あの発言は…世界中の母親を
敵に回す、禁断の言葉だもんね…)
しかも、ツムギの耳の形は、
私とは全く違っていて、テツヤの
耳とおんなじだっていうのに!!
私は義両親の決断を、
ありがたく了承した。