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【第14話】夫「出産したら女じゃない」→理不尽に私を見下す夫に数年かけて仕返ししてやった!

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【第13話】夫「出産したら女じゃない」→理不尽に私を見下す夫に数年かけて仕返ししてやった!
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【第1話】夫「出産したら女じゃない」→理不尽に私を見下す夫に数年かけて仕返ししてやった!
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本編

私はツムギを起こして朝ごはんを

食べさせ、準備を整えて

幼稚園に向かった。

入園式はあっという間に​​終わり、

その後は集合写真​​を撮ったり、

先生から明日以降の説明を受けたあと

保護者同士で少し話をしたりした。

 

(自己紹介で名乗ったけど…すぐに

苗字が変わっちゃうんだよな〜……)

 

離婚が決まってはいるものの、

この時点では今まで通りの

苗字でいくしかなく、

離婚後​​の手続きや、ツムギの

持ち物のお名前変更を考えると、

少しウンザリした。

 

だがもちろん、離婚で得られる

明るい未来に比べれば、

そんなのは些細なことだった。

 

(入園早々苗字が変わるなんて、

相当珍しがられるだろうけど…

ま、そんなツッコんでくる

人もいないでしょ!)

 

その後は、両親がお祝いランチを

用意してくれていたので、

実家に向かった。

着いてみると、ツムギの好物が

テーブルいっぱいに並べられていて、

幼稚園では緊張して借りてきた

猫のようだったツムギも、

大ハシャギしていた。

 

楽しく食事を終えた後、

ツムギが両親と遊んでいる間に

後片付けを済ませた私は、

そのままツムギを両親に預けて

一旦自宅に戻り、荷物を持ち替えて

義実家に向かった。

 

朝、連絡をしておいたものの、

私1人の来訪に、義両親は

不思議顔だった。

 

(そりゃそうだよね…

これまで私1人で来たことなんて

無かったもんね…)

 

居間に通されると、

私はすぐに話を始めた。

 

スカコ「突然のご報告になって

しまって申し訳無いんですけど…

今日、テツヤさんと離婚します」

 

義父「へっ……?」

 

義母「ど、どういうこと…??」

 

全く予想していなかったのだろう、

義両親は目を見開き、

とても信じられないという

感じで尋ねてきた。