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【スカッとする話】牛乳アレルギーを信じない教師「飲まないと全員が連帯責任で帰れないぞ?w」→追い込まれた私は牛乳を飲んでしまい…【第11話】

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本編

こうして時間は過ぎ、

とうとう下校時間が迫って来た。

私はまだ、給食トレイを

片づける事も出来ないでいた。

 

クズヤマ「飲みなさい。

このままじゃ、スカ美さんの

せいで、誰も帰れない。

嫌われたいんですか?」

 

長時間の静かな圧迫に、

私は負けた。これが、ミナのいう

「ねちっこい」

「しつこく自分の

思い通りにしようとする」

クズヤマ先生の、

本当の姿なのだろう。

 

牛乳は怖かったが、

先生はもっと怖かった。

一口でも飲まなければ、

先生は私を解放してくれない。

そう思い、恐る恐る

ストローを手に取った。

無事でいられますように。

心で願いながら、牛乳を飲んだ。

今まで知らなかった味が

口いっぱいに広がった。

同時に、びりっという痛み、

むずがゆさも口に広がる。

 

スカ美「痛い!」

 

思わず牛乳パックを放り出した。

すぐ、心臓の動きがどきどきと

早く、激しくなってきた。

唇が、あっというまに腫れ

ぼったくなり、熱を持ち始めた。

周囲がざわつき、そして誰かの

 

同級生「うわぁ!」

同級生「きゃーっ!

スカ美さん!顔っ、顔っ」