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【第17話】スマホに突如義父から「娘と離婚しろ」とメッセージが→その時義父は俺の目の前にいたので…

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【第16話】スマホに突如義父から「娘と離婚しろ」とメッセージが→その時義父は俺の目の前にいたので…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカオ「この間、 リビングで言ったじゃないか。 今日は誘われて麻雀してくるって。 カヨコは、リビングのカレンダーに 書いておいてくれと答えたんだが? その証拠に、ほら。壁を見てみろ」...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】スマホに突如義父から「娘と離婚しろ」とメッセージが→その時義父は俺の目の前にいたので…
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本編

俺が圧力をかけると、

カヨコが間男にすがりついた。

 

カヨコ「この人をいじめないで!

スカオ君も悪いのよ、お父さんと

ばかり仲が良くて、私なんかどうでも

いいって感じだったんだもの!」

 

スカオ「はぁ!?」

 

カヨコ「お父さんのこと、

ずっとコーチって呼んでて、

いつまでも少年野球時代のノリで!

寂しかったのよぉ!」

 

あー、そうか。

口癖でコーチと呼んでいたからなぁ。

カヨコを誤解させたらしい。

なんか、間男がそれを早く言えって

顔をしていたが、無視した。

 

確かに言われてみれば、

その点は俺の配慮も

足りなかったかもしれない。

だが!だけどな!

その時、俺とコーチは自然と

目くばせしあった。野球で言えば

サインプレーってやつだ。

 

スカオ・義父「不倫をしていい

理由になるかぁ!!」

 

二人できれいにハモった。

俺と父親、ダブルで怒られて、

カヨコはびくっとした。

そして泣いた。

そのあとも、父親が厳しくて

息苦しかっただの、自由になって

つい暴走しただの、いろいろ言い訳

していたが、もちろん全部却下だ。

 

パート先で知り合った

同僚のインストラクターと、

不倫におぼれていい理由になんか、

何一つとしてならないのだから。

 

後でわかったが、パート先は

カヨコの友だちが通っていた

ジムだったらしい。

体験入会とやらでインストラクターに

一目ぼれされ、口説かれての

パート勤務だったというオチだ。

 

道理で勤め先を言いたがらないわけ

だよな。ああ、あの時点で

気づいていれば。やれやれだ。