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【第19話】奢ってもらうことを前提で高級寿司を食い散らかす泥ママ
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 マキ「そ、そうじゃないのよ!! 私にだって言い分はあるのよ!! 私はね、ダッサいおばさんの 集まりに、華を添えて あげてるの!! それで、楽しい会話で 盛り上げてやってるのよ!! エ...
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【第1話】奢ってもらうことを前提で高級寿司を食い散らかす泥ママ
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本編
(だって。ついさっき嘘ついてた
のがバレたばっかりじゃん!
旦那さんはそれまで、
マキさんの言う事を信じてたのに、
裏切られたばっかなんだよ?
どうしても疑っちゃうのは
当たり前だよ!!)
カオリ「それじゃあ、今から園の
ママ友全員に確認しましょうか?
いつ、いくら貸したのか…
借りた方は忘れてても、
貸した方は覚えてるわよ!!
ちなみに私は2837円!!
駅前のカフェと、ドーナツ屋と、
コンビニ!!
LINEのスクショが残してあるから
確かよ!今ここで見せましょうか?」
(カオリさん…!!『魔鬼』を
コテンパンにやり込めてる…
かっこいい…!!)
おもむろにスマホを
操作し始めたカオリさんを、
マキさんは、「もう分かったから!
やめて!!」と無理やり阻んでいた。
その様子を見た旦那さんは、
ウンザリした様子で口を開いた。
旦那「カオリさん1人に
2837円借りてて、
他にも何人もから借りているなら、
さっき5千円だけと言っていたのも
嘘なんだな……
お前という女は!
どこまで失望させれば気がすむんだ?
金を借りてる全員に、
今から全額返して来い!!
そして頭を下げて、
誠心誠意謝ってこい!!」
マキ「え…?全員なんて…
そんなの無理に決まってる!!
もういいじゃん!!
謝るのは謝るからさ!!
私がお金持ってないの
知ってるでしょ!!なんで急に
そんな厳しいこと言い出すわけ!?」
旦那「厳しいって…
自ら進んで飲み食いした
金だろうが!!!
きちんと支払うのが当然だろ!!!
人様に無理やり払わせて、
踏み倒すとはどういう了見だ??
全ての借金の返済と謝罪が
終わるまで、うちの敷居は
跨がせないからな!!!」