【第２０話】高２で妊娠し出産した私→その後、彼氏に捨てられて…

読み上げる最中から、

ショウ君はどんどん落ち着きが

なくなっていき、ついには

弁護士さんの言葉を遮って、

「冗談じゃねえ！」と騒ぎ始めた。

ショウ「離婚の原因は

お前だろうが！！お前、

弁護士にいい加減なこと

言ってんじゃねぇぞ！！」

弁護士さんが落ち着くよう言っても、

聞く耳持たず突っかかってくる

ショウ君に、私もついカッとなって、

言い返してしまった。

スカミ「いい加減なこと

言ってるのはそっちでしょ？！

私が原因って何のことよ？

私は毎日毎日たった１人で、

ミソラを育てながら、

必死で家庭を守ってきたのよ！！

子育てでいっぱい

いっぱいの中、何とか頑張って

食事を用意しても、

『こんなショボいメシ

食いたくない』って、

いつも自分だけ外食して…

家事が完璧にできてないと、

『要領が悪い！』『食わせて

もらってるクセに怠けるな！』

ワンオペで育児ノイローゼに

なりそうなのに、『汚い』『ブス』

『女じゃない』酷い暴言で

散々傷つけて、愛情も示さず、

ミソラの世話は一切せず、

挙句の果てに浮気して、

仕事終わりも休日も、

家族ほったらかしで

遊び回ってたのはアンタでしょ？

離婚の原因が私だなんて、

よく言えたわね！！」

ササキ「スカミさん、落ち着いて…」

気が付けば、私はボロボロと

涙を流しながら叫んでいた。

ササキさんと弁護士さんは、

私を椅子に座らせて

落ち着かせてくれたのだが、

ショウ君はその間も

私を口撃し続けた。

ショウ「暴言って言うけどな！

文句言わずにいられないくらい、

お前は酷かったんだよ！！

赤ん坊の世話が大変て！ww

俺の仕事に比べたら

大したことないだろ！！中卒無職の

くせに甘えてんじゃねぇぞ！？」