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【因果応報】14歳で妊娠した妹→数年後…【第8話】

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本編

母「そ、そんな!?

嘘でしょう……」

 

医師「ぜひ、早めの

産婦人科受診を」

 

繰り返しそう言われ、

私達は事実を

受け止めるしかなかった。

とりあえずこの日は帰宅し、

翌朝は母もパートを休んで

ユウカを産婦人科へ連れて行った。

結果は陽性だった。

 

父「相手は誰なんだ!」

 

父は大声で怒鳴り、さすがの

ユウカも黙っていられなかった

らしく、男子バレーボール部の

関係者だと白状した。

最初は

 

スカ美(え!まさか教師!?)

 

部活の顧問かと思った。

でもよく聞いたら違った。

バレー部は男女別に

なっているが、全く交流が

無いわけではないという。

特に、男子バレー部の卒業生は、

時々練習を見に来る。

女子バレー部にも、顔を出す

先輩がいるそうだ。

ユウカを妊娠させたのは、

二年前に卒業した先輩だった。

彼がメイクをそそのかした

というか、何か言ったらしく、

好意を持っていた妹は

真に受けたという事だ。

 

すぐに相手の両親を交えて

話し合いになった。

先方の両親は土下座の勢いで

平謝り、先輩も画面蒼白で

謝っていた。

満場一致で、子供を産める

状況ではないという

意見になった時、

ユウカは激しく抵抗した。

 

ユウカ「嫌っ!

赤ちゃん欲しい!」