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【第17話】出張から帰ると嫁が消えていた→重大な事実が発覚し…

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【第16話】出張から帰ると嫁が消えていた→重大な事実が発覚し…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 興信所「そうなりますね」 スカオ「マジかよ!」 価値観の違いに耐えられない、 だと!?もう我慢の限界、 だとぉぉぉ!? 実のところは、子供がいる男と デキて、そっちが良くなったから、...

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【第1話】出張から帰ると嫁が消えていた→重大な事実が発覚し…
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本編

スカオ「何を言ってるんだ。

浮気したおまえの方からは、

離婚は要求できない。

もちろん慰謝料も、おまえは

貰う側じゃない。払う側だ」

 

ヤヨイ「何でよ?

どうせスカオだって、私と

やり直せるとは思ってないでしょ?

そんな気もないんじゃない?」

 

まぁ、一理ある。

俺としては、この期に及んで

我ながらバカみたいだと思うが、

まだヤヨイに愛情はあった。

子供達を一晩放置した事は

許せないが、歩み寄りの道を

探してもいいとは思っていた。

 

しかし、ヤヨイの方は

あっけらかんとして、

俺とは無理だと宣言した。

 

ヤヨイ「慰謝料もさぁ。

スカオは私とやり直せると

思ってないよね?

だったら、景気よく

500万払ってよ」

 

スカオ「だったらの

意味が分からない。

慰謝料の意味、分かってるのか?」

 

ヤヨイ「分かってるわよ、

手切れ金でしょ?」

 

……何だよこの会話は。

あんなに浮気の痕跡を残さない、

つまり隠ぺい工作に頭が

回るほどの女が、よくもまあ、

こんな頭の悪い発言ができる。

誰に聞いたんだよ、

慰謝料=手切れ金って。

 

間男「スカオさんさ、

社長さんなんだって?

じゃあ500万くらい軽いじゃん。

ばーんと払って、気持ちよく

別れたらいいじゃんかよ」

 

スカオ「あなたも

何を言ってるんですか」