前回の内容はこちら▼
【第１２話】出張から帰ると嫁が消えていた→重大な事実が発覚し…
前回の内容はこちら▼ １話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカオ「母さん、子供達は？」 スカオ母「大丈夫よ、 落ち着いてる」 スカオ「そうか。でも、 きっと寂しがっているだろうし、 かなりダメージがあると思うんだ。 俺だけじゃ...
yomesuka.com
2024.03.19
１話から読みたい方はこちら▼
【第１話】出張から帰ると嫁が消えていた→重大な事実が発覚し…
こちらもおすすめ 本編 ヤヨイ「スカオさんへ。 疲れました。あなたとはもう、 やっていけません。 価値観が違っています。 我慢は限界を迎えました、 さようなら」 リビングのテーブルに 置かれていた書き置きを手に、 俺は血の気が引く...
yomesuka.com
2024.03.09
本編
スカオ「子供は関係ないだろう！
リョウとエナを一晩も放置して、
出ていくだなんて。どうして、
たった一晩を待てなかったんだ。
俺が帰ってきてから、
不満をぶつけるなり文句言うなり、
すればよかったじゃないか。
あの子達に怖い思いをさせた事が、
俺はどうしても許せない。
受け入れられないんだ」
スカオ母「それは、
私も同じ思いよ。
どんな理由があったとしても、
子供達を家に置き去りにして、
夜に出ていくなんて。
許される事じゃないわ」
スカオ「ここが、
俺としてはどうにも許せなくて。
ヤヨイが見つかっても、
帰ってきたとしても、
やり直せる自信が持てない」
スカオ母「今すぐ決めなくても
いいわよ。とにかく本人を
探し出して、事情を聞かなきゃ」
母に諭され、俺は一応は納得した。
事情を聞いても、受け入れられる
気はしないんだが。
それから二日。
とてもとてもあっさりと、
ヤヨイは見つかった。
さすがはプロというべきなのか、
それともヤヨイが俺の思っている
以上にあほだったせいか。
信じられるか？
あいつ、隣町にいたんだぞ！？
ここから車で５分もかからない、
生活圏も学校も、
何もかもが丸被りの場所に！
