前回の内容はこちら▼
【第１話】出張から帰ると嫁が消えていた→重大な事実が発覚し…
こちらもおすすめ 本編 ヤヨイ「スカオさんへ。 疲れました。あなたとはもう、 やっていけません。 価値観が違っています。 我慢は限界を迎えました、 さようなら」 リビングのテーブルに 置かれていた書き置きを手に、 俺は血の気が引く...
yomesuka.com
2024.03.09
こちらもおすすめ
【第１話】30連勤が終わり自宅で入浴…警察「お前が不法侵入者か！」俺「え…」→実は…
こちらもおすすめ▼ 本編 俺の名前はスカオ。片田舎在住の、 ごく普通のサラリーマンだ。 普段は残業が少しある程度の、 特にブラックという訳でもない 会社に勤めているのだが、 その時期は、取引先のトラブルに 巻き込まれたせい...
yomesuka.com
2023.06.14
【第１話】新婚旅行より○○を優先する汚嫁「忘れてた！一人で行って！」→俺は二度と旅行から帰らなかった結果…
こちらもおすすめ▼ 本編 父「ス、スカオ！？ おまえ、どういう積りだ！？」 母「そうよ！こんな大事なもの、 受け取れるわけがないじゃない」 おろおろしている両親と、冷静な俺。 実家のリビングでは、 もう何とも言えない空...
yomesuka.com
2023.07.09
本編
どういう事なんだ！？
俺は、出張が多い仕事をしている。
昨日も一泊二日で家を空けた。
何も心配していなかった。
妻のヤヨイは子供たちを可愛がり、
家をしっかり守ってくれている。
そう信じて疑わなかったから。
しかし、帰ってみたらどうだろう。
午前８時。
出張先から大急ぎで家を目指し、
玄関を開けた時、早速異変と
向き合う羽目になった。
学校に行っているはずの
リョウとエナが、
玄関で座り込んでいたのだ。
二人とも泣きはらした目をして、
俺を見るなり
リョウ「お父さん！お父さぁん！」
エナ「お母さんが、
帰って来ないよう」
叫びながら飛びついてきた。
えっ！？ヤヨイが帰って来ない？
という事は、子供たちは
一晩まるまる放置されていた
という事か！？
スカオ「お母さんが帰って来ない？
エナ、お母さんは
おでかけしたのかい？」
エナ「うん。夕方になったら、
バッグ持ってお出かけしたの」
スカオ「どこに行くって？」
エナ「わかんない」
リョウ「僕も知らない。
お母さん、急に家から出てって、
それっきり」
