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【第14話】夫が入った後の風呂に白い毛が毎日浮いている→後日、高熱を出した私が病院に行くと…

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【第13話】夫が入った後の風呂に白い毛が毎日浮いている→後日、高熱を出した私が病院に行くと…
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【第1話】夫が入った後の風呂に白い毛が毎日浮いている→後日、高熱を出した私が病院に行くと…
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本編

私が自室に戻り、着替えなどを

持ってリビングに戻ってくると、

案の定、マサトは居眠りをしていた。

 

(やっぱり…まっすぐ

お風呂場に行かなくて正解だった…)

 

マサトはさほど疲れていなくとも、

お風呂から上がるとすぐに眠たく

なる、赤ちゃんのような体質なのだ。

だからまあ、さっさとお風呂にさえ

入れてしまえば、あとは余計な事を

せずに寝てくれるので楽なのだが…

 

スカコ「もう!TV見てないん

だったら消して!」

 

マサト「う〜ん…

見てる…見てるよ…」

 

スカコ「自分の部屋に行って!

ベッドで寝なよ!」

 

マサト「んー…もうちょっと

したら行くから…」

 

(ダメだこりゃ…)

 

もう諦める事にして、

風呂場に向かい、脱衣所のドアを

開けた私は、一瞬固まってしまった。

 

スカコ「うわ…今日もまた

一段と酷い…」

 

なんでこんなに?と不思議に思うほど

散らばった、服…靴下…下着…

タオル…床はベチョベチョで、

足拭きマットの存在意義は?と、

考えてしまうような状態だった…

 

スカコ「見てても仕方ない……

片付けるか……」

 

私は拾い上げたタオルで

床の水分を吸い取りながら、

散らばった衣類をつまみ上げ、

洗濯カゴに投げ込んでいった。

雑巾で床を拭いた後も、

まだ服は脱げない…私は意を決して、

風呂場のドアを開けた。

 

スカコ「わーー!!もーー!!!」

 

あまりの汚らしさに、私は

一旦目を閉じて呼吸を整えてから、

「よし!やるか!」と気合いを

入れ直して掃除に取り掛かった。